パリ・パラリンピックを振り返る北田選手（栗東市役所）

　パリ・パラリンピックの車いすバスケットボール女子日本代表で主将を務めた滋賀県栗東市在住の北田千尋選手（35）が市役所を訪問した。大会の結果を報告し、今後の意気込みを語った。 　パリ大会で日本は、強豪相手に厳しい試合を強いられたが、最終戦の7、8位決定戦でスペインを破り7位となった。 　北田選手は24日に市役所を訪れ、「東京大会から一つ順位を下げてしまったが、強豪国に10点差ぐらいのゲームができて手応えがあった」と振り返った。竹村健市長は「ネットで頑張りを見ていた。次につながる大会だったと思う」とねぎらいの言葉を送った。 　4年後のロサンゼルス大会に向けて「次はメダルを取れるかもしれないという具体的な道筋が見え始めたのが、大きな収穫。個人のレベルも上げて頑張っていきたい」と力を込めた。