山下智久『ブルーモーメント』水上恒司&夏帆がレギュラー出演「緊張感を持ちつつ、一生懸命頑張りたい」
歌手・俳優の山下智久が主演するフジテレビ系4月期水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜 後10:00)に、水上恒司と夏帆がレギュラー出演することが20日、決定した。 【写真】気象学の天才が自然災害から人々の命を守る…山下智久コメント 『ブルーモーメント』は、現在『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。コミックスは2巻まで発刊しており、ファンの間で映像化が強く待ち望まれてきた人気作品。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。主演の山下はSDM本部のチーフ/気象研究官を務める主人公・晴原柑九朗、出口夏希は気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。 同作で水上が演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原の亡き婚約者のいとこ・園部優吾(そのべ・ゆうご)。父の実家は衆議院議員を代々輩出する名家のため、何不自由なく育ってきたが、中学生の頃、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難してしまう。その際、レスキュー隊員の佐竹尚人(さたけ・なおと)に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き、志願。やがて優秀なレスキュー隊員へと成長を遂げる。 また、佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれると、部下である優吾も参加することに。だが、過激な進め方をする晴原と対立することも多々あり…。さらに、一人っ子の優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、彼女と婚約した晴原に強い対抗心を抱いている。 夏帆が演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターで、若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまった天才脳外科医・汐見早霧(しおみ・さぎり)。神の腕を失った結果、総合診療科への異動を命じられてしまった早霧だが、高難度の手術で命を救うことが、自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。 そんな中早霧は、病院でも居場所がなかったため、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。災害医療にモチベーションが湧かない早霧。だがそこで、天候を読んで人々を救おうと奮闘する晴原たちの様子を目の当たりにする。 ■各コメント 【水上恒司】 ――出演が決まった時の気持ち。 「天気についての知識があったらよさそうだな、勉強したいな、と思っていた時にオファーをいただきました。台本を読んでいるだけでも学びのある部分がたくさんあります。緊張感を持ちつつ、一生懸命頑張りたいと思っています」 ――レスキュー隊員役を初めて演じることについて。 「せりふの中に“自分自身が生きて帰ることが何よりも大事なこと”と出てくるのですが、初めてレスキュー隊員を演じさせてもらうので、本当にそれが1番大事なのか、レスキュー隊員は誰のためにやる仕事なのか、どんな人たちとどんなことをするのか…監修の方たちとお話しながら見つけていきたいと思っています。最終的に、こんな人がいてくれたらいいなと思ってもらえるような園部優吾を作っていきたいです」 ――主演の山下の印象や共演で楽しみなこと。 「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」 ――ドラマ撮影への意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者へメッセージ。 「2024年の元日から大変なことが起きた日本において、この作品を世に出していく意義を考えながら撮影していこうと思います。エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」 【夏帆】 ――出演が決まった時の気持ち。 「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」 ――ドラマオリジナルのキャラクターで、初めて医師役に挑戦することについて。 「(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです」 ――主演の山下の印象や共演で楽しみなこと。 「今回、初めてご一緒させていただきます。昔からドラマや映画などで拝見していたので、共演させていただけることがとてもうれしいです。座長の山下さんに精一杯ついていきたいと思います」 ――ドラマ撮影への意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者へメッセージ 「ドラマの登場人物たちと同じように、これから3ヶ月間、私自身も大きなものに立ち向かっていくような心境です。みなさんに楽しんでいただける作品をお届けできるように、最後まで誠心誠意演じていきたいと思います」