【スプリンターズS】連対率8割をマーク! 混戦を断つ「好勝負必至」の軸馬候補とは?
~スプリンターズS・過去の傾向分析~
今年は香港馬2頭が参戦。過去20年、外国馬は〔3.0.1.17〕となるが、馬券に絡んだ4頭には、G1での連対実績と近2走以内の重賞3着内歴があった。これらの条件を満たしていないビクターザウィナー、ムゲンに過信は禁物か。
となれば狙いは日本馬。今回の出走馬を見てみると、その多くがキーンランドCかセントウルSからの臨戦組となっている。例年、出走頭数の多いステップではあるが、中山開催の近9年に限ると、前者が〔0.1.4.34〕連対率3%なのに対して、後者が〔4.3.1.40〕同15%と優勢。ここで狙うべきはセントウルS組だろう。 ◇主な前走レース別成績(中山開催の近9年) ・セントウルS〔4.3.1.40〕 ・安田記念〔2.1.1.5〕 ・北九州記念〔2.1.1.18〕 ・キーンランドC〔0.1.4.34〕 ・高松宮記念〔0.1.0.1〕 セントウルS組に注目すると、この組はそこで3番人気以内かつ1着か負けてもタイム差がなかった馬が〔4.2.0.4〕。加えて、これまでに右回りで6割以上の複勝率をマークしていた馬に限れば〔2.2.0.1〕連対率8割。該当馬はトウシンマカオ。
続いて前述のステップ以外からの臨戦組に注目。特に狙ってみたいのが〔2.3.1.8〕連対率36%をマークする国内G1組。この組はそこで3番人気以内、今回も鞍上が継続騎乗なら〔1.2.0.0〕。ルガルの巻き返しに注意。