Fリーグ北海道・菅野新監督、チーム存続危機に「苦しいところを乗り越えて結果を出したい」…新体制発表会見
フットサルFリーグ2部のエスポラーダ北海道と女子のエスポラーダ北海道イルネーヴェが11日、2024―25年シーズンの新体制発表会見を札幌市内で行った。 男子チームは昨季1部最下位となり、F1・F2入れ替え戦で仙台に連敗し、初の2部降格となった。今季から就任した菅野大祐監督は「今季のF2リーグ優勝とF1リーグ昇格はゆるぎない目標。難しいミッションだが、みんながF1に戻りたいという強い気持ちを持っている。守備を整え、チームが一つになってシーズンに臨みたい」と意気込みを示した。 一部報道で、F2降格による入場料収入減少など金銭的負担が重くなっている状況から、チームが今季の結果次第では廃部を検討していることが明るみになった。石井肇GMはチーム内でこの議論がされているのを認めた上で「この事情はチーム内でも共有している。今はまず結果を出そうという思いで前を向いている」と強調した。 チーム存続のためには1年でのF1復帰が条件の一つになりうる。難しいかじ取りを任された菅野監督は「選手たちの覚悟もすさまじいものがある。苦しいところを乗り越えて、しっかり結果を出していきたい。自信はあるので、みんなで肩を組んでいくことが一番だと思います」と決意を明かした。
報知新聞社