福山大サッカー部が4日に練習再開へ 、大麻取締法違反容疑で部員逮捕 学長「多くの学生には無関係」
福山大(広島県福山市)の学友会サッカー部員を巡る大麻取締法違反容疑事件で、同大は1日、サッカー部の練習を4日から再開するとホームページ(HP)で発表した。 サッカー部は、市内のコンビニで大麻を所持した疑いで岡山県倉敷市の元部員の男(21)=同法違反(所持)罪で公判中=が逮捕された1月10日以降、活動を自粛。天皇杯全日本選手権の大学予選への出場も辞退した。 大塚豊学長名での発表は「事件当事者以外の多くの学生には無関係で、サッカー部員全員の連帯責任を問うことは不要。大学教育活動の一環としてのスポーツをいつまでも停止することに合理性はない」と説明。学内で審議し、再開を決めたとしている。 一連の事件では、当時の部員4人を含む5人が逮捕された。同大は事件後、部員のうち倉敷市の男を含む2人を退学処分とし、他の2人は「関わりは周縁的」として同部から除名。部長たち指導側3人を「厳重注意」とした。
中国新聞社