選手プロフィールの趣味の欄には「カラオケ」と…2年連続女王・山下美夢有の強さの「意外な秘密」
今年の国内女子ツアーは2年連続で山下美夢有が年間女王の座についた。その強さの秘密は“ノド”にもある!? 元祖「韓流セクシークイーン」アン・シネ独占インタビュー「日本で優勝するために私は戻ってきました」 昨年’23年は出場32試合で優勝は5回、トップ10入りは20回。2年連続での平均ストローク60台(69.4322)、さらに賞金2億円超(2億1355万4215円)はツアー史上初と、まさに他を圧倒するシーズンを過ごした山下が、プレー中に一番大事にしているのがスイング時の「リズム」だ。 それはラウンド中にショットの状態を修正しなければならなかった時など、プレーを終えた後に『どこを意識したのか?』という質問をされると、大抵「まずはリズムを…」という答えが返ってくるほど。コーチを務める父の勝臣(まさおみ)さんとも、テンポやリズムを指摘されるという話は、これまでに何度もしてきた。 つまり、並外れたリズム感覚が、そのゴルフを支えている要因の一つともいえる。 そこで思い出すのが、ツアー関係者から聞いたこんな話だ。 「山下選手は歌がうまいらしい」 卓越したゴルフの腕だけではなく、美声も持ち合わせているのだとか。うまく歌うこととリズム感は、切っても切れないもの。何か共通点を感じる。 これについて山下に聞くと、笑いながら「そんなことないです!」と謙遜。しかし、日本女子プロゴルフ協会のホームページをみると、選手プロフィールの趣味の欄は『カラオケ』になっている。これについても尋ねると「あれは何を書こうか迷って、“嫌いじゃないし”ということで書きました」と明かす。ただカラオケで100点を出した経験はないが、「出してみたいですね(笑)」と“色気”はみせている。 昨年10月の「日本女子オープン」を制した原英莉花も「かなり歌がうまい」という話は関係者の間では有名だ。そういえば、原の師匠にあたるジャンボ尾崎は、‘75年に『君は今』という曲で歌手としてデビューするなど、甘い歌声の持ち主としても知られる。現在の男子ツアーにも歌自慢は多い。やはりスイングのテンポなどが大事になるゴルフと共通するものがあるのだろうか。 ここから忘年会、新年会シーズン。みなさんもカラオケの採点が、そのままゴルフのスコアに直結する…かも?
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