元DeNA・久保康友がドイツプロ野球で完全試合 7回13K 松坂世代“生き残り”の43歳が新たな快挙
ドイツのプロ野球、ブンデスリーガ1部のハンブルク・スティーラーズでプレーしている元DeNAの久保康友投手(43)が完全試合を達成した。同公式サイトが12日(日本時間13日)までに伝えた。 久保は7回制のケルン・カージナルス戦で快挙を成し遂げ、ドイツリーグで4度目の週間MVPに輝いたという。この試合で久保は87球のうち59球がストライクという精密機械ぶりを発揮し、13三振を奪った。守備陣も好守でもり立て、12―0で大勝したようだ。 ソフトバンク・和田毅投手(43)とともに、「松坂世代」の“生き残り”の久保は、関大第一(大阪)時代に1998年センバツ決勝で松坂(横浜)と投げ合い、準優勝。松下電器(現パナソニック)から04年ドラフト自由獲得枠でロッテに入団し、05年に新人王。阪神、DeNAを経て、18年から米独立リーグ、メキシカンリーグ、独立リーグ兵庫などでプレーした。NPB通算304試合に登板し、97勝86敗6セーブ、防御率3・70だった。 22年12月には23年シーズンからドイツで現役続行することが発表され、久保は「私は常に進化し、次の目標を目指す」、「ヨーロッパの野球がどんなものか知りたい」としていた。
報知新聞社