先週は待望の今年初勝利!勢いに乗る今週はスウィープフィートとエルフィンSに参戦<永島まなみの騎乗馬展望>
――まずは先週2勝、おめでとうございます!一気に両目が開きましたね。 ありがとうございます!2024年始まってからなかなか勝てず、自分の中で焦りがあったので、やっと勝ててホッとした気持ちが大きかったです。 ――今週まずお聞きしたいのは京都10R・エルフィンSのスウィープフィート。阪神JF7着以来の実戦ですね。 スウィープはデビューからずっと乗せていただいていますが、本当に力のある馬だと感じています。ただどうしてもゲートに課題がある馬で、この中間放牧に出してトレセンに戻ってきてから厩舎の方が何度もゲートの練習をしてくださっています。 私も先週金曜日にゲートで駐立の確認に乗せていただきました。ずっとゲートの中にいるとハミをさらうところがあるので、ゲートに入って、出してを繰り返し練習してくださった効果もあり、だいぶハミをさらう面は少なくなってきた感じがします。 私も実際乗せていただいて、ゲートの中でハミをさらう面は少なくなってきたなと感じました。代わりに今度はゲートの後ろのほうに気持ちモタれるところがありましたが、最初の頃より我慢が利くようになっていると思います。 ――ハミをさらうという表現がありましたが、こちらはどういう状態なのでしょうか。 ゲートは前扉の下をくぐれるようになっているのですが、馬がそこをくぐろうとするんです。頭を下げてハミを持っていくような状態で、これをハミをさらうと言います。スウィープ自体女の子らしい、イレ込みやすいところがあるので、気を付けて乗りたいです。 ――当コラムにて、以前からこの馬のポイントとして"ゲートの駐立"を挙げていますが、やはり今回もポイントになりそうですね。 ゲートが一番の課題になりますね。あとは最後の直線で右にモタれるところもあるので、ずっと乗せていただいている馬でもありますし、そういう部分を頭に入れながら全力を出せるよう頑張りたいと思います。 ――かなり掘れてきている今の京都の芝はこの馬にとっていかがでしょう。 以前未勝利を勝たせていただいた際も内が掘れていましたが、そこを走ってもそんなに苦にしていませんでしたし、馬格があってパワーもある子なのでそこまで悲観はしてないです。 ――この中間の状態について、庄野厩舎の皆さんからは何かお聞きになっていますか? そうですね、私はゲートしか乗っていませんが、イレ込みやすいところも少しマシになっていました。追い切りの動きについても「自己ベストを出して順調にきている」とスタッフさんに教えていただいているので、自信を持って挑みたいと思います! ――賞金を加算しクラシックへ進むことを心より期待しております。