令和にブーム再燃!「YouTubeからハマった」80年代アイドルのレコード探す22歳 「平均70点とれたらプレーヤー買う」高2の娘と来店した父親【タワレコのレコード専門店を定点観測】
レコードに興味を持つ高校2年生の娘と来店
午後3時30分、店内に親子の姿がありました。 (娘 高校2年生)「私が最近聴いている洋楽のやつもある」 (父)「洋楽何か聴いているの?」 (娘)「たまに聴く。好きなバンド」 (父)「へー」 なぜレコード店にやってきたのでしょうか? (父)「娘がレコードほしいと言うのでちょっと見てみようかと」 (娘)「昔の曲とかにハマっていて、それでレコードほしいなと思ったんです」 ただレコードプレーヤーは家にはなく、今度の中間テストを頑張ればお父さんに買ってもらえるんだって。 (父)「平均70点がとれたら考えようかなと」 (娘)「勉強、今めっちゃ頑張ってます」 (父)「エサにつられて」
お気に入りは人それぞれ どんな音楽が好きですか?
光GENJIに夢中だった姉妹。最近になってレコードプレーヤーを購入したそうです。 「当時、レコードのデッキがないけど光GENJIのレコードだけ買っていたという感じで。それをずっと何十年も置いていて、いま聴けるという。だいぶ寝かせました」 宇多田ヒカルのレコードを手に取る若い人がいました。 「最初に聴いて好きになったのが宇多田ヒカルの『Flavor Of Life』。小学生やったんですけどすごく曲がいいなと思って、いまでも好きです」 母親の影響でパンクロックにのめり込んだという人も。 「人間らしい激しい感情を表しているパンクロックがめっちゃ好きで。レコードは手間をかけて聴くけど、生々しい音が聴ける利点はすごくデカいと思います」 そして午後8時30分。営業時間の最後にやってきたのはマレーシアから来た観光客。 「スタジオジブリ。友達が好きなんだ」 ジブリが好きだという友達のためにレコードを日本のお土産にするそうです。 時代をこえて多くの人に愛され続けるレコード。店内の照明が落とされて、レコード専門店の1日が終わりました。 (2024年5月29日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)