３ランを放ったフリーマンを出迎える大谷（ロイター＝USA TODAY Sports）

　ドジャースの大谷翔平投手（29）は3日（日本時間4日）に本拠地ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打だった。打率3割1分9厘。チームは4―12で大敗した。 　相手先発はメジャー初登板の右腕メナ。初回先頭はカウント1―1からの3球目、外角の92・6マイル（約149キロ）のシンカーを強打。痛烈なゴロは中前へ抜けた。続くスミスが四球で歩くと3番フリーマンが中堅右へ逆転の13号3ラン。4番のT・ヘルナンデスも左翼席へ19号ソロを運んだ。 　2回一死無走者はフルカウントからの7球目、内角低めの87・7マイル（約141・1キロ）のカーブにバットは空を切った。 　4―5の4回二死一塁は2番手の右腕ジャービスと対戦。2ストライクからの3球目、真ん中低めの86・5マイル（約139・2キロ）のスライダーを振り抜くも右直だった。打球速度110・2マイル（約177・3キロ）の弾丸ライナーだったが、角度18度と打球が上がらなかった。 　4―8の7回一死無走者は3番手の左腕マンティプライがカウント211から投じた4球目、内角低めのカーブを打ち上げ、平凡な中飛に倒れた。 　試合前にMLBがオールスター戦（16日＝同17日・アーリントン）のファン投票の最終結果を発表。大谷はナ・リーグDH部門で選ばれ、4年連続4度目の先発出場が決まった。ドジャースからファン投票で選ばれたの一人だけ。本拠地のファンの前で感謝のアーチを放ちたいところだったが、不発に終わった。今回は2戦目を終わって1勝1敗のタイ。同地区のライバルとの3連戦に負け越すわけにはいかない。3戦目は特大弾で勝利を呼び込む。