フラット35利用者の世帯は年収はどのくらい?「世帯年収800万円未満が約8割」
住宅ローンを検討しており、フラット35を選択肢に入れている方も多いのではないでしょうか。 フラット35利用者の世帯は年収はどのくらい?「世帯年収800万円未満が約8割」 フラット35は金利が固定なため、借り入れと同時に返済額が決まるので、返済計画をより具体的に立てたい方におすすめです。 今回は、フラット35利用者の年収はどのくらいか、世帯年収別の割合を住宅金融支援機構のデータを元に解説していきます。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
2022年のフラット35の世帯年収別割合
住宅金融支援機構が2023年8月4日に公開した、「2022年度 フラット35利用者調査」によると、2022年のフラット35の利用者の世帯年収別割合は、世帯年収800万円未満の割合が全体の約8割を占めています。 最も多いのが、世帯年収600万円未満となっており、39.2%となっています。 内訳は以下のとおりです。 ・1200万円以上:5.6% ・1200万円未満:4.3% ・1000万円未満:9.5% ・800万円未満:21.5% ・600万円未満:39.2% ・400万円未満:19.9%
まとめにかえて
2022年のフラット35の利用者の世帯年収別割合は、世帯年収800万円未満の割合が全体の約8割となっており、最も多いのが、世帯年収600万円未満です。 フラット35は変動金利よりは金利が高めに設定されている傾向にありますが、金利が固定のため、金利上昇のリスクを心配する必要がないことが魅力のひとつ。 住宅ローンを検討している方は、フラット35を検討してみてはいかがでしょうか。 どのくらいの世帯年収の人がフラット35を利用しているのか疑問に感じている方に、参考になれば幸いです。
参考資料
・住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」
藤原 悠喜