韓国で話題の「スイッチオン・ダイエット」とは…4週間で健康的に体質改善
【11月15日 KOREA WAVE】韓国のSNSで「スイッチオン・ダイエット」が話題となっている。江北サムスン病院の家庭医学専門医であるパク・ヨンウ教授が33年間の肥満治療の経験を基に開発したプログラムだ。このダイエットは、短期間で健康的に痩せやすい体質に導くことを目指し、4週間にわたる具体的なルーティンで構成されている。 パク教授は、スイッチオン・ダイエットの基本ルールとして以下を挙げている。 ▽1日2リットル以上の水を飲む ▽最低でも6時間の睡眠 ▽サプリメント摂取 ▽間欠的断食(14時間断食―10時間内に食事) ▽就寝4時間前に夕食 ▽週4回以上の高強度運動 各週のダイエット内容として挙げているのは次の事項だ。 ◇1週目:腸内環境の改善 最初の3日間は腸を休ませるため、1日4回の食事を全てプロテインシェイクに置き換える。シェイクは短期間の断食効果を得るためで、過度な空腹時には豆腐や無糖ヨーグルト、緑黄色野菜などが許可される。4日目からは昼食に低炭水化物の食事が加わる。 ◇2週目:筋肉回復と断食開始 1日2回のプロテインシェイク、昼は低炭水化物食、夜は炭水化物なしの食事に変更し、筋肉量の回復を図る。また、断食は夕食後から翌日の午後までの間欠的に導入する。 ◇3週目:断食日数の増加 3週目には断食を週に2日に増やす。断食翌日は栄養価の高い食事をしっかりと摂り、筋肉の維持を図る。食事内容は2週目と同様。 ◇4週目:フルーツの追加と24時間断食 1日1個の果物摂取が可能になり、週3回の24時間断食も導入する。連続して断食せず、脳と体に良い影響を与えることを目的とする。 パク教授は、短期間で体質改善を図るスイッチオン・ダイエットの重要性を強調。SNS上では「4週間で5キロ減量した」「目標が達成できた」といった成功体験が共有されている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE