西島秀俊主演ドラマ『黄金の刻』 船越英一郎、高島礼子、吉川愛ら追加キャスト決定
俳優・西島秀俊が主演するテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻(とき)~服部金太郎物語~』(30日放送 後9:00)の追加キャストが決定した。 【画像】面影ある?西島秀俊が演じた金太郎 西島演じる服部金太郎は、日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者。同作では、そんな金太郎の波乱の人生を描き出す。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢をかなえていった金太郎だが、一方で火災や震災など、数々の困難が彼の人生を襲う。 卓越した腕を持つ時計職人で、後に金太郎の盟友になる男・吉川鶴彦役には山本耕史が決定。また、金太郎とは丁稚奉公時代からの親友で、金太郎を兄と慕うも、考え方の違いから後に衝突してしまう岩倉善路を濱田岳が演じる。そして、吉川愛が金太郎の初恋の相手・辻浪子の少女時代を演じる。 さらには、浪子の父親で、金太郎が丁稚奉公する洋服問屋「辻屋」の店主・辻粂吉役には船越英一郎(特別出演)。金太郎の最初の理解者であり、娘・浪子の婿になることを望むが、はたして金太郎の答えは。娘を愛する良き父親と、早くから洋服雑貨を海外から仕入れるなど先見の明がある優秀なビジネスマンの面を持ち合わせる粂吉を、人間味豊かに演じる。 フランス商館「ブルウル商会」の番頭で、信頼できる金太郎に輸入時計の販売を託すキーマン・吉邨英恭に扮するのは高嶋政伸。金太郎からの信頼も厚く、後に「服部時計店」に入社。歩みを共にする金太郎と英恭だが、西島と高嶋の演技合戦にも注目したい。 そして、晩年期の辻浪子を、落ち着いた大人の魅力を漂わせて体現するのが高島礼子。金太郎が成功を収めた後に、妻・まんの計らいで再会をはたすが、その際に、浪子は金太郎にあるお願いをする。 これまでに、若かりし日の金太郎役には水上恒司、金太郎を支え続けた妻・まん役に松嶋菜々子の登場が決定している。