福島県会津若松市東山温泉の夏の風物詩「東山盆踊り」が８月１日、５年ぶりに復活する。初日は「福島民報の夕べ」で開幕し、４日までの連夜にわたり、湯のマチに踊りの輪を広げる。 　東山盆踊り実行委員会の主催。今年で８０周年を迎える。温泉街の湯川の上に組む福島民報社寄贈のやぐらを宿泊客や市民らが囲む。各日とも午後７時３０分ごろから同９時１５分ごろまで踊り流す。 　初日の日程は【表】の通り。福島美少女図鑑の遠藤栞さん、鈴木想捺さん、小原あめりさんがゲストとして踊りの輪に加わる。会場では昭和３０年代の東山盆踊りの様子を紹介する「民報ニュース」の映像を放映する。 　２日は「東山芸妓＆コンパニオンの夕べ」、３日は東京電力福島第１原発事故の影響で市内に避難した大熊町民と市民が絆を強める「大熊町民の夕べ＆東山ポン踊りナイト」、最終日を「会津若松市民盆踊り」と銘打つ。 　無料で踊り流しや抽選会に参加できる。連日午後４時ごろから露店やキッチンカーが並ぶほか、同６時３０分に振る舞い酒がある。

　会場までは会津武家屋敷と東山共同駐車場からのシャトルバスを利用できる。問い合わせは東山温泉観光協会へ。