ダイアナ妃のヘアメイクは? 「ザ・クラウン」シーズン6でのエリザベス・デビッキの変身術
「ザ・クラウン」のヘア&メイクアップエキスパート、ケイト・ホールに、ダイアナ妃のルックがシーズン6でどのように進化したかについて話を聞いた。UK版ELLEより。 【写真】時代を超える美しさ! ダイアナ妃のナチュラルビューティ遍歴
凝った衣装デザインからヘアメイクに至るまで、映画における仕上げは、スクリーンに映し出されるキャラクターと同様に、ストーリーを理解するために必要不可欠なものだ。ダイアナ妃を演じるエリザベス・デビッキにとって、ダイアナ妃の特徴的な愛らしい目とアイコニックなボブを再現することは、ダイアナ妃を演じる上で重要なことだった。
シーズン6では、デビッキの美貌はさらに進化していると、「ザ・クラウン」のヘアメイクを担当するケイト・ホールは言う。「シーズン6では、デビッキのキャラクターへの変身を再現するのに30時間以上を費やしました。今シーズンの挑戦は、ヨットや休暇中のプライベートでリラックスしたダイアナ妃を反映し、ダイアナ妃らしさを残したエリザベスの変身を成功させることでした」と、ホールはUK版ELLEに語っている。
「これを実現するために、ウィッグはセンターパートを崩し、ソルトスプレーをたっぷりかけてボリュームを抑え、海水浴や日光浴の後のような状態をイメージしてスタイリングしました。
メイクはミニマルにとどめ、健康的なツヤとこんがり日焼けした肌を強調しましたが、アイメイクは目の中央に集中させ、エリザベスの自然なネコの形をダイアナ妃の丸い大きな愛らしい目に近づけました」と言う。その際、ホールはアイライナーを混ぜて使い、目の中央に色の深みを重ねた。「私たちは『M・A・C』のTeddy & Brushblack のアイライナーと、『Canyon』のアワーグラスのジェルアイライナーを気に入って使いました」
「ダイアナ妃のヨット・ルックは、ツヤがすべてでした」と、ホールは自然な輝きを生み出すためにツヤを高めるスキンケアを駆使。デビッキのスキンケアは「Vanderohe」のフェイスオイルと「アウグスティヌス バデール」のクリームから始まった。