すみだが大会史上初の2連覇!石井想一郎が2年連続で優勝に導くゴールを決める【U-18フットサル全日本選手権|決勝戦結果記事】
8月1日から4日にかけて、浜松にてJFA 第11回全日本U-18フットサル選手権大会が開催。4日に決勝戦と3位決定戦が行われた。
すみだがエース・石井想一郎の1点を死守
今大会の決勝戦は、前回王者・フウガドールすみだファルコンズと、大会初優勝を目指すバルドラール浦安テルセーロが対戦。Fリーグの下部組織同士の戦いとなった。 試合は立ち上がりからお互いにチャンスをつくるも、GKを中心に体を張った守備でスコアがなかなか動かない。試合が動いたのは第1ピリオド残り2分半。浦安の後方から前線への長いパスを、すみだのエース・石井想一郎が胸トラップでカット。この時、相手GKがハーフウェーライン近くまで上がっていたことで、石井がガラ空きのゴールへ山なりのボールを蹴り込み、先制点を挙げた。 第2ピリオドでは、開始2分ですみだが再び石井のパスカットからカウンターのチャンス。左サイドを走り込んでいたキャプテン・髙木瀬那にパスを出したが、ダイレクトで合わせたボールは枠外へ。その2分後には今大会が全国大会初出場の片岡幸村が裏へと抜け出しフリーでシュートを放つも、ポストに阻まれた。 最後は浦安がパワープレーを選択し反撃を試みるが、最後までゴールを割ることができず、1-0ですみだが決勝戦を制した。 すみだは2年連続で決勝戦を1点ゲームで勝利。決勝点を決めた石井は、昨年のペスカドーラ町田U-18との決勝戦でもゴールを挙げており、2年連続でチームを勝利に導いた。 なお、決勝戦の前に行われた3位決定戦は、一時は5点差まで離された帝京長岡高校が第2ピリオドで巻き返し、9-8で佐賀東高校に勝利している。