西野亮廣が吠えた!? 子供の夢を大人が利用するな! 教育者こそ「お金の勉強」を――『夢と金』の緊急性
「金稼ぎをしてください」と言っているわけではありません。「夢を守ってください」「子供を守ってください」「家族を守ってください」と言っています。
23万部のロングセラー『夢と金』の著者であり、今、ビジネスパーソンが追うべき人物の筆頭である西野亮廣さん。先日、一部のバレエ関係者が、子供達から「イベントの参加料」を取ることを“当たり前”にして、さらには出演する子供達に「チケットノルマ」を課すことも“当たり前”にしていることを知り、吠えた西野さん。今回は、吠えた翌日の声を、音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。 【動画】西野さんの最新作、コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』 今日は【教育者の『夢と金』】です。
感情的になっちゃってごめんなさい
先日のVoicyの放送、なんか感情的になっちゃってごめんなさい(※先日の放送:「富裕層や経営者の正体を知らない弱さ」)。 やっぱり「芸術」や「業界の常識」といった言葉を盾に、子供の夢をああいう風に利用する大人がいることが看過できなくて、それが自分と近しい業界の人間だったことが申し訳なかったり、恥ずかしかったり、情けなかったり...。 一方で、僕には「どうすれば、表現の世界に呪いのようにつきまとう『お金の問題』を振り祓えるかなぁ?」と試行錯誤した過去や今がありまして……、それに対して、何も動かない自称・芸術家、自称・アーティスト達が輪になって「銭ゲバ」だの「詐欺」だの「ビジネスマン」といった言葉を投げてきたわけですが、蓋を開けてみれば、その連中がやっていることが「業界の右も左も分からない子供や、その御家族からの『搾取』だった」ということにムカッ腹が立っちゃって、自分が過去に殴られた痛みものせてしまったなぁと少しだけ反省しています。 ただ、言い分に関しては反省していなくて、一切ひっくり返すつもりはありません。 やっていることは「俺に抱かれたら、デビューさせてあげるよ」と言っているブタ演出家やブタ監督とさして変わらないので。 先日の放送が、子供の夢を応援している教育者の方に届くと嬉しいです。
子供教育に関わるすべての表現者は、お金の勉強をしてください
お金が足りないのなら、お客さんが集まらないのなら、それを子供に押しつけるのではなく、どうか大人が頭を下げてください。 そして、お金がまわらなかったら、夢を追いきれないことを貴方自身が体現しているのですから、子供教育に関わるすべての表現者、エンターテイナー、クリエイターは、キチンとお金の勉強をしてください。 「金稼ぎをしてください」と言っているわけではありません。 「夢を守ってください」「子供を守ってください」「家族を守ってください」と言っています。 勉強してください。 頭を下げてください。 安いもんじゃないですか。 それで守れるものが、夢や子供や家族なら。 そんな貴方に朗報ですが『夢と金』という本が1,650円で絶賛発売中です。 「本が売れない」と言われているこのご時世に23万部ぐらい売れているので、たぶん、メチャクチャ役に立つ内容が書かれていると思います。 嘘をつかないことで有名な僕の友人も「すっごい勉強になった」とか「作者がハンサム」とか言ってましたので、間違いないと思います。 是非、読む用に1冊、飾る用に1冊、人を殴る時の鈍器として1冊。 計3冊ご購入ください。 繰り返しますが『夢と金』、絶賛発売中です。