【イベントレポート】ドラマ「君とゆきて咲く」キャストの前田拳太郎、奥智哉ら京都に集結
ドラマ「君とゆきて咲く~新選組青春録~」の記者会見が京都・東映太秦映画村の新・時代劇オープンセットで開催。ダブル主演を務める前田拳太郎、奥智哉のほか、杢代和人、羽谷勝太、柊太朗、庄司浩平、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人が出席した。 【画像】「君とゆきて咲く~新選組青春録~」会見に出席した前田拳太郎と奥智哉 手塚治虫が1963年に発表した「新選組」をもとにする本作では、土佐藩士に斬殺された父の仇を討つべく新選組へ入隊した深草丘十郎(ふかくさきゅうじゅうろう)と、剣の腕がピカイチの少年・鎌切大作(かまぎりだいさく)が熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄されていくさまが描かれる。前田が大作、奥が丘十郎を演じた。 そろいの羽織姿でセットに現れたキャストたちは、オープニングアクトとして華麗な剣舞を披露。詰めかけた100名の観客と記者たちを圧倒した。前田は「すごく緊張もしていたのですが、僕たちの本気が伝わったんじゃないかな」と、奥は「今まで一番ベストなパフォーマンスが見せられたのではないかと思います!」と挨拶する。2人が撮影現場の雰囲気を「部活みたい」と評すると、松永新之丞役の杢代はジムに通うことがキャスト内で流行していることを告白。「羽谷勝太くんと一緒に美術館デートに行きました」とプライベートでも仲が良いことを明かした。 南無之介役の羽谷は「人生が変わる、シン・時代劇オーディション『真剣SHINKEN』~新選組への道~」で勝ち抜き本作の出演権を獲得。「(期間中は)毎日、緊張感もあって、精神的にはすごくキツかったです。でも最後に素敵な役をいただいて、僕が演じる南無之介を見て“こいつでよかったな”って思ってもらえるようにがんばっていきたい」と意気込む。そして原田左之助役の柊太朗は「最初はみんなトゲトゲした感じで、合宿でも1日目、2日目は全然しゃべっていなかったんです。でも3日目、残ったメンバーで胸の内をさらけ出したら、人となりがわかって最後の集団演技はすごくやりやすかったですね」と回想。斎藤一役の庄司は「(最終審査での)羽谷くんは、彼こそ南無之介だなと思わせるお芝居でキラキラまぶしかった」とたたえた。 会見内では、新選組隊士キャストが音楽ユニット“キミユキ”を結成し、オープニングテーマ「炎」、エンディングテーマ「夢HANABI」でアーティストデビューを飾ることも発表。楽曲について、前田は「『炎』は疾走感のあるカッコいい曲。ダンスもかっこいい」と、奥は「『夢HANABI』はさわやかさとかわいさを兼ね備えた曲。踊りやすくかわいい振り付けがたくさん入っているので、ぜひまねしていただければ!」とそれぞれアピールする。加えてオープニングとエンディングの映像を旧オープンセットで撮影したことや、エンディングがワンカット長回しで撮影されたことを述懐。そして前田と奥が顔を寄せ合って踊る「夢HANABI」のTikTokダンスを披露すると観客から歓声が上がり、前田は「みなさんもかわいく踊ってください。“#キミユキダンス”をつけてたくさん投稿してくれたら」と呼びかけた。 脚本を坪田文、演出を河合勇人が担当する「君とゆきて咲く~新選組青春録~」は、テレビ朝日で一部地域を除き4月24日深夜にスタート。毎週水曜24時15分からオンエアされる。 ※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記