「やっぱりプロはすごい」ロッテ中村稔弥投手が野球教室 国吉佑樹投手も参加
プロ野球千葉ロッテマリーンズの中村稔弥投手(28)=長崎県佐世保市出身=ら清峰高野球部OBによる野球教室が21日、同市椎木町の市総合グラウンドであった。小雨が降る中、地元の少年チームに所属する小中学生約200人が参加した。 【写真】子どもたちを指導する千葉ロッテの中村稔弥投手 教室は、地元有志でつくる「清峰高校野球部を応援する会」が、2021年から毎年開催している。 今回は、中村投手や独立リーグで活躍した元選手などOB約20人が、キャッチボールや走塁などをポジション別に指導。中村投手のチームメート、国吉佑樹投手(熊本・秀岳館高出身=33)も初めて参加した。プロの2人は子どもたちに「いいね」「ナイスピッチング」と声をかけながら、投球時の体重移動などを熱心に教えていた。 中村投手から指導を受けた天神小5年の宮崎夏音(なつと)さん(11)は「足の上げ方を教えてもらい、投球がワンバウンドしなくなった。やっぱりプロはすごい」と満足した様子。中村投手は「僕が小さいころは、プロ野球選手が地元に来ることはなかった。少しでもアドバイスを今後に生かしてくれたらうれしい」と話した。 (古川泰裕)