【MLB】ヤンキースが2年ぶりの地区優勝 コール好投で8勝目 ジャッジは5試合連発の58号アーチを放つ
【オリオールズ1-10ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間9月27日、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでのオリオールズ3連戦の最終戦を迎え、10対1で大勝。マジックナンバーを「1」としてから足踏みが続いていたが、2年ぶりの地区優勝を決めた。ヤンキース先発のゲリット・コールは7回途中まで101球を投げ、被安打2、奪三振5、与四球1、失点0の快投で8勝目(5敗)をマーク。オリオールズ先発のコービン・バーンズは5回2安打1失点の好投を見せたが、9敗目(15勝)を喫した。 【動画】アーロン・ジャッジが5試合連発の58号2ランを放つ ヤンキースは2回裏にジャンカルロ・スタントンの27号ソロで先制。その後、なかなか追加点を奪えなかったが、エースのコールが圧巻の投球でオリオールズ打線を封じた。すると、6回裏に打線が爆発し、オースティン・ウェルズの押し出し四球、スタントンの3点タイムリー二塁打、アンソニー・リゾの2点タイムリーで一挙6点を追加。7回裏にアーロン・ジャッジの5試合連発となる58号2ラン、8回裏にはアレックス・バーデューゴの13号ソロでとどめを刺し、9回表に1点を返されたものの、10対1の大勝で地区優勝を決めた。 ジャッジは58号2ランを含む2打数1安打2打点2四球の活躍で勝利に貢献。8月下旬から9月中旬にかけて16試合連続ノーアーチという時期もあったが、怒涛のラストスパートで2年ぶり2度目となるシーズン60本塁打の大台も見えてきた。今季の打撃成績は打率.325、58本塁打、144打点、133四球(うち敬遠20)、出塁率.461、長打率.708、OPS1.169という驚異的な数字に。OPSはメジャー2位の大谷翔平(ドジャース)に100ポイント以上の大差をつけており、文句なしの「現役最強打者」と言っていいだろう。