内海英華&小川恵理子、大病からカムバックした2人が入院トークショーに意気込み
「女道楽」の内海英華(64)とタレント小川恵理子(55)が、7月24日に「内海英華・小川恵理子の入院トークショー 私たち!こんなに元気になりました~ハート」(DAIHATSU心斎橋角座)を開く。大病からカムバックした2人が意気込みを語った。 【写真】大病からカムバックした内海英華&小川恵理子 英華は人工股関節交換手術のため、小川は昨年の乳がん手術で全摘した乳房の再建手術のため、ともに5月に入院。6月上旬に仕事復帰を果たした。23日には「入院トークショー 恥ずかしながら帰って参りました!!」を行った。入院生活にちなみ、パジャマ姿でトークに臨んだ。ともに曜日レギュラーを務めるラジオ大阪「hanashikaの時間」リスナーへのおわびのつもりが、おかわりで「-こんなに元気になりました~ハート」が決まった。 英華は「前半は2人の“入院漫才”を見てもらって、後半は復帰して約2カ月で、こんなことできるようになったという芸を見ていただこうかな」と笑う。 昨年、芸歴45周年を迎えた英華は、スナックでのアルバイトを掛け持ちしていた駆け出し時代の不摂生もあって4回の肺炎、腸炎、子宮筋腫、シンドロームX(微小血管狭心症)に栄養失調…。入院経験は10回を超える。肺炎では40度の高熱も出て死線をさまよった。「病院にたまたまワクチンあったから生きてるけど、なかったら死んでた」。 一方、小川は昨年3月、更年期障害にともなう不調を英華に相談。「ホルモンバランスを見てもらい」と助言され、病院で乳がんが判明。同7月に右胸の全摘手術を受けた。今回の再建手術でも全身麻酔への不安も「英華さんのおかげ。笑うってことですごい助けられた」と感謝した。 2人に暗さは全くない。小川が「入院生活」をホワッとした口調で話し、英華がビシッとツッコむ。 英華は「誰かの力になれば-とか全然。2人で話したらおもろいんちゃうかって」と言い、小川も「笑うことで免疫力もアップするっていうのもあり、私たちを見て笑っていただいたら」。とことん前向きな2人に大いに笑わせてもらいたい。【阪口孝志】 ◆内海英華(うつみ・えいか)1960年(昭35)6月17日生まれ、大阪府出身。78年、旭堂南陵へ女流講釈として入門。大阪で唯一の女道楽(三味線漫談)。94年「咲くやこの花賞」、12年「文化庁芸術祭賞大賞受賞」など受賞多数。20年から上方落語協会理事。 ◆小川恵理子(おがわ・えりこ) 1969年(昭44)2月19日生まれ、福井県出身。大阪市立大在学中に、松竹芸能オーディション機に芸能界入り。ABCテレビ「おはよう朝日です」、MBSラジオ「ヤングタウン」など、テレビやラジオで活躍。