主役は「王子様」!ディズニーがスピンオフ実写映画を製作へ
ディズニーが新たに、「プリンス・チャーミング」が主人公となる映画を製作することが明らかになった。 映画・メディア関連のニュースサイト『デッドライン』によると、映画『パディントン』シリーズや『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を手がけたポール・キング監督がメガホンを取るという。 脚本は、キング監督とサイモン・ファーナビー、ジョン・クローカーが共同で執筆するとのこと。ストーリーの詳しい内容はいまのところ明らかにされていないが、主役は『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースが演じるという噂もすでに立っている。
「白馬の王子様」とも訳される「プリンス・チャーミング」は、多くのおとぎ話に登場する王子様たちのモデル。『リトル・マーメイド』のエリック王子や『眠れる森の美女』のフィリップ王子には名前が付けられているが、1950年製作のアニメーション映画『シンデレラ』では、そのまま「プリンス・チャーミング」と呼ばれている。 ただ、『デッドライン』はこの新作について、必ずしも『シンデレラ』に関連した物語ではないと伝えている。
映画『パディントン』シリーズで知られるキング監督は、イギリスで2024年11月8日、アメリカで2025年1月17日(いずれも現地時間)に公開予定のシリーズ第3作『パディントン・イン・ペルー(原題:Paddington in Peru)』では、エグゼクティブプロデューサーとなっている。 キング監督は2020年、オリジナルと2作目の『パディントン』について映画雑誌『エンパイア』に対し、「人生の“大きなごほうび”のひとつだった」と話すいっぽう、「いずれかの時点で、やめなければなりません。ほかの誰かの新たなアイデアを反映させるべきタイミングかもしれません」と語っていた。 ただ、第3弾の監督を断る決断は、「非常に大きな間違い」だと考えていることも明かしていた。その『パディントン・イン・ペルー』の監督は、ドゥーガル・ウィルソンが務めている。 いったいどんな王子様の物語が描かれるのか、続報を待ちたい。 From Digital Spy