6年ぶりに復活! 「ヴィクトリアズ・シークレット」ショー2024について分かっていること
2018年11月、「ヴィクトリアズ・シークレット」の最後のランウェイショーが開催された。それから6年が経った今年の秋、“エンジェルズ”こと「ヴィクトリアズ・シークレット」のスーパーモデルたちがついにランウェイにカムバックする。 【写真】「ヴィクトリアズ・シークレット」ワールドツアー2023! 豪華モデル&ゲストたちの大胆ファッション
現地時間5月15日、「ヴィクトリアズ・シークレット」がインスタグラムで公開したティザーでは、元エンジェルのキャンディス・スワンポールが登場。「The VS Squad」というグループチャットに「私たち、カムバックするわよ」というメッセージを送るキャンディスのかわいい姿は、投稿してまもなく大きな話題を呼んだ。
2018年にショーを終了する前に、一般の人々は「ヴィクトリアズ・シークレット」が包括性に欠けているとしばしば非難し、モデルたちがランウェイに登場するために耐える厳しいトレーニングルーティンに不満を表明していた。
そして2019年、長年「ヴィクトリアズ・シークレット」のマーケティング担当幹部を務め、ファッションショーと“エンジェルズ”を生み出したとされるエド・ラゼックが辞任。これは、彼のプラスサイズモデルやトランスモデルに関する数々の物議を醸す発言や、2020年に『ニューヨーク・タイムズ』誌でも報じられた、不適切な行動についての苦情に続いてのことだった。
ラゼックは後者の主張に対し、『ニューヨークタイムズ』誌へ次のようなメールを送ったという。「この報道での非難はまったく事実ではなく、誤解されたり、文脈から取り違えられているんです。私は数え切れないほどの世界クラスのモデルや才能あるプロフェッショナルと一緒に仕事をしてきて、彼らとの相互尊重を非常に誇りに思っています」
「ヴィクトリアズ・シークレット」の衰退は、リアーナが手がける「フェンティ(FENTY)」のようなブランドが台頭する時期とも重なった。