松山市バスタ計画、急いで採算分析を 中村知事定例会見(愛媛)
愛媛県の中村時広知事は6日、県庁で定例会見に臨んだ。JR松山駅前で松山市が計画する集約型公共交通ターミナル「バスタ」に関し、市に交通事業者との協議を進め、採算性の分析などを急ぐよう改めて求めた。 5日に野志克仁市長からバスタ計画などの進捗(しんちょく)状況の報告があったと説明し「当初の立体的なものでなく、平面という方向性は示されたが、懸念事項は残っている」と指摘。利用見込み数や使用料の設定、運営主体などをクリアすべき点として挙げ「使われない施設では困る。市と事業者から必要だという声が一緒に上がるようになってほしい」と述べた。
愛媛新聞社