出演作は残り数本?還暦を迎えるニコラス・ケイジが「引退」に言及
『天使のくれた時間』や『ザ・ロック』など、数々の有名映画に出演している大スターのニコラス・ケイジ。2024年1月7日には60歳の誕生日を迎えるニコラスが、ハリウッドを引退するまでに自身が出演する作品は、残り数本となる可能性について示しました。
将来のプランは?
様々な役柄をこなす多彩な演技力で愛されているニコラスは、<Vanity Fair誌>の取材に応じ、ハリウッドスターとしての自身の将来について話しました。 「(将来については)計画が固まりつつあります。あと3~4本は出演作が残っていますかね」 「自分にどれくらいの時間が残されているのか考えていたんです。父は75歳で亡くなりました。私はもうすぐ60歳になります。だから、運が良ければあと15年かそれ以上は生きられるでしょうか。父に倣うとしたら、私はあと15年間で何をしたいしたいのだろう? と考えました」 「そのときに『家族と一緒に過ごしたい』とはっきり思ったんです」 一方で、ニコラスがハリウッドから去るということは、必ずしもカメラの前から姿を消すというわけではありません。 ニコラスは「わからないけれど、没入できるストリーミング体験に目を向けるべきときかもしれません。まだ見つかっていませんが、次のステップを探さなければいけませんね」と付け加えました。
近年は話題の監督とのタッグも
1981年にスクリーンデビューを果たしてからコンスタントに出演作を重ね、近年の話題作にも登場しているニコラス。 『ミッドサマー』や『ヘレディタリー/継承』で知られるアリ・アスター監督がプロデュースした最新作『ドリーム・シナリオ(原題)』で、ニコラスは突如見知らぬ人々の夢の中に現れるようになってしまった生物学の教授を演じまし
<Digital Spy>の独占取材に応じたニコラスは、生物学の教授、ポール・マシューズの役柄について次のように語っています。 「あの見た目は多くのことが考慮されています。クリストファー・ボルグリ監督と私は、ポールをいわゆる私らしい見た目からできるだけ遠ざけたかったんです」 「映画の中では、ニコラス・ケイジではなく、大学で学生に進化生物学について教える教授のポール・マシューズだったはずです。彼は学者であり、映画スターでもロックスターでもありません。スポットライトを浴びることには興味がないんです」 ※本記事は、Hearst Magazinesが所有するメディアの記事を翻訳したものです。元記事に関連する文化的背景や文脈を踏まえたうえで、補足を含む編集や構成の変更等を行う場合があります。