女優・板谷由夏さんが城崎温泉でリモートワーク滞在 「城崎ワーケーション」3つの魅力|STORY
玄武洞公園
城崎温泉へと戻る道すがら「玄武洞」へ寄り道を。いざ寄ってみると、想像を超えた巨大な絶壁に声を失います。高さ33m、幅40mとのこと。 圧倒される絶壁を前にしばらく眺める板谷さん。 「自然が造ったものとは思えない岩の壁は、眺めていると少し怖くなるくらいの迫力です」 約160万年前の火山活動によって流れ出た溶岩が固まってできたという柱(岩壁の模様)が連なり、それはとても美しく、自然の力強さを改めて感じさせられるはず。
青龍洞の前でその自然の美しさに圧倒され、しばらく眺める板谷さん。 世界で最初に第四紀の地磁気逆転が発見された場所でもある玄武洞。玄武洞の玄武岩は、その性質によって、長い歴史の中で地磁気のN極とS極が逆転している(N極が南を指す)時代があったということを証明したとのこと。 その神秘的な空気感は、足を運ぶとすぐに体感できます。 【玄武洞公園】 住 兵庫県豊岡市赤石1347 営 9:00~17:00
城崎文芸館
志賀直哉の短編「城の崎にて」の舞台となる城崎温泉。多くの文人墨客が足を運んだこの温泉街では、その文化との縁を大切にしようと「本と温泉」プロジェクトが発足しました。 2013年の志賀直哉来湯100年を機に、これからの100年を見据えた本づくりや様々なイベントや展示をしています。 「地産地読にこだわった「本と温泉」というプロジェクトを始めたという話を友人からお聞きして、城崎への興味が更に増しました。温泉でのんびりするだけでなく、そこに読書というキーワードがある街。歴史を大切にしながら進化していく街はとても魅力的」と板谷さん。
1996年開館した「城崎文芸館」は、20周年を機にリニューアル。文学と軽やかに愉しく交わえる施設に。前述の「本と温泉」では、湊かなえさん、万城目学さん、tupera tuperaなどの人気作家たちが城崎を舞台とした小説や絵本を生み出しており、ここ「城崎文芸館」でも購入することができる。