<浅川梨奈>話題作で主演も「今のままじゃまだダメ」 どんな役でも「楽しんで」 今年はさらなる飛躍を
昨年1月期の連続ドラマ「大病院占拠」(日本テレビ系)の桃鬼役で注目を集めた俳優の浅川梨奈さん。10月期には、小島健さんとダブル主演した「帰ってきたらいっぱいして。」(読売テレビ)で“地上波ギリギリ”というコンセプトのもと濃厚なラブシーンにも挑戦して話題となった。所属事務所の晴れ着撮影会に出席した浅川さんに、昨年を振り返ってもらうと「声を掛けていただく機会が少し増えました」との答えが返ってきた。 【写真特集】前髪分けで雰囲気ガラリ! 浅川梨奈、オトナカワイイ振り袖姿!!
◇「大病院占拠」で知名度アップ
「私、顔にあまり特色がないんです」とあっけらかんに笑う浅川さん。
「覚えてもらいづらい上に、役によって印象も変わるみたいで。名前と顔が一致しないってずっと言われ続けているんです(笑い)。でも『大病院占拠』に出演したことで、少し声を掛けていただく機会が増えたのかな、と思います」
3本の連ドラ、映画、音楽劇に出演し、知名度もアップした昨年。中でも「帰ってきたらいっぱいして。」では濃厚なラブシーンを体当たりで演じ、注目を集めた。
「できないことって、もうほかに何があるんだろう?って思えるぐらい攻めた作品でした(笑い)。でもそんなラブシーンも、スタッフさんが楽しくて明るい現場の雰囲気を作ってくださったり、監督がきつく感じないような演出を付けてくださったりして楽しかった、という思いが強いです」
どんな役でも「楽しんでやれてしまうタイプ」なのだという。
「マネジャーさんから『こういう役なんだけどどう?』って相談されても、『いいと思います』と割と即断即決。出演することをどうしようって悩むよりも、どんな役でもしっかりと期待に応えて、120パーセントの力を出すために“どうすればいいのか”と悩む感じです」
さまざまな役と作品との出会いを楽しめるようになった。ただ「“今のままじゃまだダメだ”という思いもあります」と吐露。「もっと向上心を持ちながら、今年はもっともっと役者としてステップアップできるように頑張りたい」と意気込んだ。