「落書きみたい」タトゥーの新たなデザインに賛否両論。イーロン・マスク氏の"元カノ"は全身に彫っていると話題に
ミニサイズから大胆なデザインまで、今やファッションとしても大人気な「タトゥー」。なかでも最近は、シャープでとがったラインワークが特徴的な「サイバーシジリズムタトゥー」がZ世代を中心に人気を集めているよう。 【写真】.ビリー・アイリッシュの背中一面に彫られた巨大な「サイバーシジリズムタトゥー」の写真...「落書きみたい」と批判の声も
サイバーシジリズムタトゥーとは?
タトゥー・アーティストのシドニー・スミス氏によると、「サイバーシジリズムタトゥー」とは、未来的で神秘的、そしてトライバル風なシンボルを組み合わせた現代的なスタイルとのこと。 「これらのタトゥーは多くの場合、テクノロジー的もしくは神秘的な要素を取り入れ、現代的でありながら古典的でもある独特の美学を生み出しています」と『POPSUGAR』に解説。また“サイバーシジリズム”という名も、現代のテクノロジーと古代のシンボリズム(象徴主義)の組み合わせを物語っているという。 さらに同じくタトゥーアーティストのフアン・パブロ・メヒアス氏は、自身の経験上、多くのサイバーシジリズムタトゥーは完成されていない下書きのような質感があるいい、「スケッチのようで、よりシャープでスタイライズされた“新しいトライバルタトゥーと”言えるでしょう」と述べている。
グライムス
カナダ出身のシンガーで、実業家イーロン・マスクとの間に息子もいるグライムスは、フィーチャリスティックなファッションと、脚と背中に入れた大胆なサイバーシジリズムタトゥーで度々話題に。
サイバーシジリズムタトゥーへの反応
2024年5月に、オーストラリア・シドニーにあるタトゥースタジオが「サイバーシジリズムタトゥーがZ世代に人気」と答える動画をTikTokに投稿すると、2024年10月9日時点で170万もの「いいね!」を獲得。 約5,100件のコメントがされており、サイバーシジリズムタトゥーがどんなものなのか尋ねる声や「現代のトライバルタトゥー」との声も寄せられた。 「サイバーシジリズムをググる、ミレニアル世代の私」 「私はサイバーシジリズムが好き。時代を超越したアートスタイルだと思う」 「オシャレだけど、私は入れないかな。ちょっと痛そうなデザイン...」 「つまりZ世代は、X世代の親と同じタトゥーを入れているってこと?」 「唯一問題点があるとすれば、どうしても『モンスターエナジー』のロゴを連想してしまうことね(笑)」 など、さまざまなコメントが寄せられた。
Harper's BAZAAR JP