晴れの日を彩るサイネリア 高校生が育て小中学校や保育園18カ所へ 長野
更級農業高校(長野市)グリーンライフ科園芸デザインコースの2年生が11日、同校で育てたサイネリアの鉢植えを長野市などの小中学校に出荷した。今月末にかけて長野市、千曲市の小中学校や保育園など18カ所に届ける予定で、卒業式や入学式で飾られるという。 【写真】色鮮やかなサイネリア
同コースの2年生20人は昨年9月にサイネリアの種をまき、2棟のビニールハウスで計720鉢を栽培。傷んだ葉を取り除くといった世話を続け、今年2月下旬から出荷を始めた。
ピンクや青、黄色など色鮮やかな花を付けたサイネリアは八分咲きほど。11日は生徒2人が集荷に来た小中学校の車に次々と積み込み、240鉢を出荷した。柳沢玲那(れな)さん(17)は「大変だったけれど、自分たちが育てた花が地域の行事で使われてうれしい」と話した。