龍聖（左）と川上叶が対戦する

　4月27日（土）東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『KNOCK OUT 2024 vol.2』に関する記者会見が8日、都内にて行われた。 　今回の会見には、［スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R］で対決する龍聖（MAJESTIC/Team KNOCK OUT）と川上叶（龍生塾）が登壇。この試合は2月大会に予定されるも、龍聖がインフルエンザを発症してしまい延期となっていた。両選手は改めて、試合へ向けた意気込みを語った。 【動画】パンチラッシュからのヒザ蹴り！龍聖が南米強豪をKO 　龍聖はKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者で、16戦16勝（11KO）と無敗。今回はSBからの刺客として、日本2階級王者の川上を迎える形だ。 　川上はRISEで2勝2敗、前戦の昨年12月『K-1 ReBIRTH.2』では、K-1の斗麗に判定勝ちするなど、他団体への挑戦を続けている。 　会見で龍聖は「まず2月の大会、川上選手すみませんでした。申し訳ない気持ちです」と謝罪。その上で「今回2ヶ月空いての試合なんですけど変わらず、自分が龍聖を見せるだけだと思っているのでしっかり倒して勝ちます」とKO宣言。 　川上は「仕切り直しになったということで、ホンマに面白い試合を見せれるように練習してきているんで、楽しみにしてください」と力を込める。 　相手の警戒している点や勝敗の鍵を問われ、龍聖は「自分がどう動くかかな。相手がどうこうじゃなくて、自分がどう立ち回るかが大きな鍵になると思います」とあくまで自身の動きに集中する。川上は「2月の時よりもしっかり対策を立てられたんですけど、細かいところはあんまり言いたくないので」と多くは語らなかったが、対策は万全の様子だ。 　相手ではなく、自分にフォーカスすることを強調した龍聖。その自身のパフォーマンスを最大限発揮するために必要なことを聞かれ「心の面ですかね。どう心を作っていけるか、100%のメンタルを作れるかが大きいと思います」と精神面が重要だと話す。 　一方の川上は、SBを背負う気持ちはどれほどのモチベーションになるかとの質問に「SBを常に背負って戦ってるんで、周りの色んな人も楽しみにしてくれてるし、その人たちの思いに応えられるように死ぬ気でやってるんで、頑張ります」と周囲の人の為にも負けられないとした。 　また、今後のプランについて龍聖は「まだ先のことは分からないですね。この試合を自分がどう勝つかだと思ってるので、負けるなんて論外ですし、その先は流れ次第かなって感じです」と目の前の勝負に懸ける。川上は「ここ勝てば色々見えてくると思う。僕的にはホンマに強い人とやっていきたいので、外国人選手ともやってみたい」と今後を見据えた。 　国内フェザー級トップクラス同士の一戦、果たして勝ち名乗りを受けるのは龍聖か、それとも川上か。