航空自衛隊岐阜基地 2か所の井戸から目標値超える「PFAS」検出 岐阜・各務原市
中京テレビNEWS
岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地にある2か所の井戸から、発がん性が指摘される化学物質「PFAS」が、国の暫定目標値を超えて検出されていたことがわかりました。 各務原市では去年、市内の約半数をまかなう水道水の水源から、有機フッ素化合物「PFAS」が国の暫定目標値を超えて検出されていました。 これを受け、市は年に一度、市内95か所の井戸の水質調査をしていて、その結果、航空自衛隊岐阜基地の中にある2か所の井戸で、目標値を約1.4倍超えた数値が検出されていたことがわかりました。 そのうち1か所は去年3月に行われた基地独自の調査でも超えていたということです。 2つの井戸は基地内で飲料用に使われていて、隊員に対し、浄水器をつけていない水道水を飲まないよう周知しているということです。 市は今後、基地から半径500メートル内にある井戸について詳しく水質調査をする方針です。