【シリーズ・年金密着】年金1か月わずか2万円弱…夫に先立たれ、貯金もゼロ 子供時代から続く超極貧生活から人生大逆転!「年金ユーチューバー」誕生の裏側
4月15日月曜日は、今年度初の「年金支給日」でした。今回取材したのは、あることで極貧年金ライフが一変したという66歳の女性です。彼女に一体何が起こったのでしょうか? 【写真で見る】「ウルトラマン」出演女優“THE美川隊員”「何にも年金のことなんて考えてないです」 華やかに見える芸能界“厳しい実情”老後の保障は不安と背中合わせ
「年金は払わなくてもいい」夫のアドバイスを鵜呑みした結果、年金支給額は月2万円…「洗濯は手洗い」「お風呂は明るい時間に入る」
一軒家で一人暮らしだという66歳の女性に年金支給額を訪ねてみると… Q.1か月の年金支給額はおいくらですか? (66歳の年金受給者) 「1か月2万円弱ですね」 Q.なぜですか?少なすぎませんか? (66歳の年金受給者) 「主人に言われたことが『年金は先々なくなるし、もらえなくなる可能性が大きいから年金は払わなくてもいい』みたいなことだったんですよ。それで、ずっと年金は払っていなくて…」
夫のアドバイスでとんでもない結果に。生活を覗くと見えてきたのは驚きの節約術でした。 (66歳の年金受給者) 「今 洗濯機はないです。うちは…洗濯はもうほとんど手洗いですね」 「夜になるまで電気をつけないとか、お風呂も夜に入っちゃうと電気が必要なもんですから、明るい時間に入ってます」
なぜこんな生活を続けていられるのか?それには、過去の経験が関係していました。 (66歳の年金受給者) 「私が4歳ぐらいの時に 母が家を出てしまって…」 幼い頃に母親が失踪。金銭的な余裕はなく、生活保護に頼らざるを得ない生活を送っていたといいます。 (66歳の年金受給者) 「囲炉裏とかランプとかでの生活だったんです」 家の中は電気なし、水道なし、ガスなしの超・極貧生活。家の裏山に流れる湧水をバケツで汲み一日に何度も往復。灯りはランプのみ、薪を拾い、火を起こしていたといいます。
35歳で夫を亡くし、女手ひとつで2人の子育て…波乱万丈人生は結婚後も
そんな極貧生活を経験した女性は、22歳で2回り年上の園芸業を営む男性と出会い、結婚しました。 (66歳の年金受給者) 「すごく優しい人だったんです」 しかし、35歳のとき、幸せな日常が暗転します。夫を肺ガンで亡くしたのです。 (66歳の年金受給者) 「2人の子供をこれからどうやって育てようとか、そう言う事を考えるたびに“うつ”じゃないけど体を悪くしちゃって…」
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