バスケットボールB1リーグ開幕!京都ハンナリーズ 若手とベテランの融合で上位進出へ!
いよいよ10月5日からプロバスケットボールのB1リーグが開幕します。 ロイ・ラナヘッドコーチ体制になって3シーズン目を迎える今年の京都ハンナリーズを紹介します。 今年のハンナリーズは14人の選手で開幕を迎えることになりました。 チームの半分にあたる7選手が新加入となります。 今回は新加入選手の内、ベテランと呼ばれる日本人選手3人に注目しました。 7月に行われた今シーズンの新体制発表記者会見。 この席で京都ハンナリーズの松島鴻太社長は、チームとしての目標を次のように掲げました。 【声】京都ハンナリーズ 松島鴻太社長 「チームとしての目標は最低30勝。 もちろん、チャンピオンシップ進出、そしてやっぱり優勝を目指して戦っていく、そんなシーズンにしたいと思っています」 昨シーズンは60試合中17勝、西地区最下位、B1、全24チーム中20位と低迷しましたが、そこからの大きなジャンプアップを誓いました。 京都ハンナリーズに招かれて、3シーズン目を迎えるロイ・ラナヘッドコーチは、早くもこのチームに手ごたえを感じています。 【声】京都ハンナリーズ ロイ・ラナ ヘッドコーチ 「去年は岡田選手、前田選手、澁田選手、ラシード選手といった若手の才能あふれる選手がきた中で3年目は彼らが残った上で、経験値のあるベテランがきたので、過去3年を振り返ると、今年が一番ベストなメンバーでチームとして戦う準備ができていると思います」 「若手とベテランの融合」、そしてチームの飛躍のカギを握るのが新たに加わったこの3人のベテラン勢です。 今年36歳となった小野龍猛選手は、強豪・千葉ジェッツなどでキャプテンを務めた経験が あり、ハンナリーズでも1年目からダブルキャプテンの一人を任されました。 【声】京都ハンナリーズ 小野龍猛選手 「早めに川嶋選手と古川選手の加入が決まっていて、一緒にプレーできるというのも嬉しかったですし、若い才能のある選手たちとプレーできるのも自分にとってプラスだと思って京都に決めました。 ベテランから中堅・若手を繋ぐ係だと思っているので、チーム全員に声をかけて良い雰囲気にできるように というのを心がけています。 スリーポイントも得意ですし、相手選手が小さかったらインサイドプレイもできますし、オールラウンドに中・外ができるのが、自分の強みだと思っていますので、そこを京都でも出していけたらと思います。 皆さんの前でプレーできるのを楽しみにしています。 是非会場に来て 応援よろしくお願いします」 小野選手が京都に加入する決め手の一つになったという古川孝敏選手。 Bリーグが誕生した2016年には栃木ブレックス、現在の宇都宮ブレックスに在籍し、チームを初代チャンピオンに導くと同時に、自身もファイナルの初代MVPを受賞した、まさしく、Bリーグを代表する選手の一人です。 【声】京都ハンナリーズ 古川孝敏選手 「必要としてくれるチームがあるというのは、一選手として非常にうれしいことでしたし、(必要だという)思いを伝えてくださったので、単純なんですけどその「思い」に揺れました。 あとは昨シーズンの結果としては、良いものでなかったというのがあると思うんですけど、そういったチームの中で自分ができることは、何か考えて上を目指していけるようにしたかった ですし、それが自分にとっての新しいチャレンジだったので、また一つ自分も成長できるかなというのもあったので、非常にやりがいを感じて移籍することを決めました」 ベテランと呼ばれる年齢に達しながらも、秋田に在籍した昨シーズンは54試合に先発出場し、 1試合平均で10点以上をあげる活躍を見せました。 チームと自身の成長を追い求める姿勢が、年齢を感じさせない質の高いプレーにつながっています。 【声】京都ハンナリーズ 古川孝敏選手 「僕が感じてきたことを伝えながらハンナリーズというチームで良いものが作りあげたいです。 このチームで培ってきているみんなのものを僕も吸収させてもらいながらみんなで良いものを 作っていきたいという思いがあるのと、年をとっているから動けないとか、シンプルにメンターというだけではいたくないので、やっぱりコートでパフォーマンスを出したいという思いはあります」 【声】京都ハンナリーズ 川嶋勇人選手 「やったー、京都に帰れる!って思いました。 嬉しさでいっぱいでした」 ハンナリーズ加入の喜びをそう話すのが、2016、17シーズン以来、8シーズン振りに ハンナリーズでプレーすることになった川嶋勇人選手です。 川嶋選手は京都市出身、東山高校ではポイントガードとして活躍するなど、京都バスケと非常に深い縁があります。 ハンナリーズに戻ってきた今、共にプレーすることを楽しみにしているのが、東山の後輩、岡田侑太選手です。 【声】京都ハンナリーズ 川嶋勇人選手 「基本的にはハンドラーをしてほしいと言われているんですけど、岡田選手がいるので、彼に好き勝手やってもらって、岡田選手ができない部分を補いたいし、そういうプレーをしていきたいと思っています。 岡田選手だけでなくみんな上手いので、みんなができない部分を補っていきたいと思っています。 Bリーグナンバーワン仕事人を見てほしいですね」 Bリーグ、ナンバーワン仕事人を称する川嶋選手の存在はその岡田選手にとっても好影響を与えています。 【声】京都ハンナリーズ 岡田侑太選手 「良い意味で自分の仕事が減ったというのを感じています。 川嶋選手は冗談の多い人なので気負わないですし、ミスをして怒る先輩ではないですし、後輩からしたらプレーしやすい選手ですし、真面目に相談すると応えてくれるんで、本当に良いチームメイトだなと思います」 早くも若手とベテランの融合が感じられハンナリーズ。 今年は上位進出を期待してもいいですか? 【声】京都ハンナリーズ 川嶋勇人選手 「今年のハンナリーズはすごく面白いと思います。 かっこつけたこと言うと・・・・ 史上最強のハンナリーズを見に来てください!以上です!」