宮根誠司氏、“細川ガラシャの辞世の句”を詠んだ川勝知事に「県庁とはシンクタンクですって物議を醸した話は…」
10日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、1次産業従事者への職業差別とも捉えられかねない発言をし、辞職を表明した静岡県の川勝平太知事が辞職願を提出したニュースを伝えた。 番組では川勝氏が静岡県庁で報道陣から「知事、おはようございます。今の心境をお願いいたします」と声をかけられ、「お~、心境?」と応じ、「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」と戦国大名の細川忠興に正室として嫁ぎ、キリスト教の洗礼を受け信念を貫いた細川ガラシャの辞世の句を口にする映像を放送。またこの日の定例会見の模様も速報した。 司会の宮根誠司アナは会見の映像に「今回の不適切発言についてもうちょっと言及があるかと思ったら、いつのまにかリニアの話に」とコメント。元日本テレビ報道キャスターで、2022年春から関西学院大学の特別客員教授に転身した小西美穂さんは「ちょっとびっくりしましたよね。ガラシャの辞世の句で、散りぬべき 時知りてこそ…って(辞める)タイミングがリニアにからめて今だったんだという話をして、自分は職業差別発言についてはまったく悪くないし、辞めるっていうことについて影響はなかったんだという風に取られかねない」と指摘した。 宮根アナは「県庁とはシンクタンクですっていう一連の物議を醸した話はいつ出てくるんだろうと」と話していた。
報知新聞社