大谷の116m二塁打、ヤンキース本拠地なら本塁打だった 外野手も追いつけない打球に“惜しい”データ
ワールドシリーズ第1戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第1戦に「1番・DH」で先発出場。8回に痛烈な二塁打を放った。このひと振りに“惜しい”データがあった。 【動画】「ヤンキースタジアムだったら…」「打球速度えぐすぎる」 大谷翔平が放った弾丸183キロ二塁打の瞬間 1-2の8回1死走者なし。大谷はヤンキースの守護神ウィーバーのチェンジアップを捉えた。打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離381フィート(約116メートル)の超速打は右翼フェンスの上部に直撃。もう少しで本塁打という一打で二塁まで到達した。さらに、内野への返球が逸れる間に三塁に進塁。雄叫びをあげると場内は熱狂に包まれた。 大リーグ公式のデータ統計サイト「ベースボール・サバント」によると、この打球は4つの球場なら本塁打になっていたようで、ヤンキースの本拠地もそのひとつ。他にもエンゼルスタジアムでもフェンスを越えていた。 米国で試合を中継したスポーツ専門局「FOXスポーツ」の放送席で通算213勝154セーブの殿堂入り右腕で、解説を務めたジョン・スモルツ氏が「打球が強烈すぎて、ソトは後ろに下がり切るチャンスがありませんでした」と指摘した一打。大谷は、直後のベッツがセンターに放った犠牲フライで生還。ドジャースが同点に追いついた。
THE ANSWER編集部