「散らかし癖」を頑張らずに卒業できた。「ワンステップ収納」が効果絶大
SNSなどで見た綺麗な部屋と散らかった自宅を比べてしまい、悲しい思いをしたことがあるという人は多いと思う。がんばって片付けて綺麗にしてみても、散らかし癖があると維持できず、気を抜くとすぐに元の木阿弥になってしまう。 【全画像をみる】「散らかし癖」を頑張らずに卒業できた。「ワンステップ収納」が効果絶大
1stepで片付くようにする
それでも綺麗な部屋づくりを諦めたくなくて試行錯誤してきた。今のところ一番効果を感じているのが「1stepで片付くようにする」という方法だ。 例えば引き出し収納だと「引き出しを開ける・しまう・閉じる」といった3stepが必要になる。こういう手数が多い収納は散らかし癖があると続かない。自分のやる気に期待するのではなく、1stepで片付く仕組みをたくさん導入することで解決するのが一番いいということに気づいてきた。
文房具はポイポイ放り込んで収納
出しっぱなしにしてしまいやすい文房具は、ポイポイ放り込むだけで片付く収納にしまうことにした。 キングジムの「ツールスタンドフロア」にはポケットがたくさんあるので、大量の文房具も放り込むだけでスッキリしまうことができる。ポケットのサイズが大小様々あり、適当に入れても自然と整頓されるのがとてもいいところだ。 これなら目当てのものがすぐ見つかるし、放り込むだけでいいので続けやすい。丸ごと持ち運ぶこともできるので、作業場所までスタンドごと持っていけば、ペン立て感覚で作業しながら片付けられる。
洗濯かごを部屋にも設置
脱いだ服や使ったタオルを放置するとあっという間に部屋が散らかってしまうので、洗濯物を入れるかごは脱衣所だけでなく、部屋にも設置した。今までは椅子の背もたれなどに服を溜めてしまっていたが、洗濯かごをすぐ近くに置くことで入れられるようになった。脱衣所まで行くという手間がなくなるだけで続けやすくなる。
投げ込めるゴミ箱で散らかり知らず
ごみを机に置きはじめると片付ける気力もわかなくなってしまうが、ごみが出た瞬間にエイッとごみ箱に投げ込むようにしたら、1stepで済むようになった。蓋なしか、蓋をあけたままにできる大きなごみ箱にしてみたところ、多少遠くにいても投げ込めるおかげでごみを放置しにくくなった。 デスク下には山崎実業の「ダストボックス&サイドテーブル」がちょうどよかった。中を程よく目隠ししつつ、大きな口から書類や付箋などのごみをすぐに捨てられる。天板の上に物を置けるので、ごみ箱上のスペースも有効活用できる便利なアイテムだ。 リビングなど人目に触れるところでは、普段は蓋を開けたままにしてゴミを投げ込めるようにしつつ、来客時には蓋で目隠しできるようにした。ペダルで蓋を開閉できるゴミ箱だと蓋を開けたままにできないものも多いが、SOLOWの「ペダルオープンワイド45L」なら、蓋を手で開けると開放状態のままにできるので気に入っている。
散らかった後も復旧しやすい
1stepで片付けられるようにしても、忙しい時にはどうしても散らかってしまい、足の踏み場がなくなってしまうこともある。しかし1stepで片付けられるようにしておくことで、洗濯物かごに服を放り込み、文具をポケットに入れ、ゴミを投げ込めばあっという間に片付いて、すぐに快適な部屋を取り戻すことができる。散らかった部屋を前にしても、落ち込まないで済むようになった。それ以外のものの片付けにも応用が効くシステムだと思うので、ぜひ自分に合った「1stepの片付け」を模索してみてほしい。
かくれい