【速報】兵庫・斎藤知事の証人尋問が終了 「2時間半、自分なりに言葉を伝えることができたと思っている。」「言動がハラスメントかどうかは、百条委や第三者機関が判断していく」
兵庫県の百条委は、斎藤知事の初の証人尋問を終え、午後6時前に知事が取材に応じました。冒頭、斎藤知事は、「2時間半、自分なりに言葉を伝えることができたと思っている。」と感想を述べました。 【LIVE配信】斎藤知事、証人尋問を終えて報道陣に対応しています 職員から「理不尽」といった証言などがあった点について知事は、「仕事の中で厳しく指導させていただいた、私の行為がハラスメントかどうかは、百条委や第三者機関が判断していくと思うが、もし私の言動で不快と思ったり、負担と思われたなら、改めてお詫びしたいと思っています」と話しました。 さらに今後について「気持ち昂らず、理解してほしい、と丁寧に伝えることが大事だと思っている」と話し、「県政を前に進めていく思いで、これからもあたっていく」とも話しました。
◆斎藤知事の尋問「処分は適切」
斎藤知事の尋問は、午後3時ごろにはじまり、予定を超えて約2時間半行われました。 その中では、元幹部職員の告発文の扱いと、その後の懲戒処分の是非についてに質問がありました。 斎藤知事は、すこし小さい声になって、それでも「適切だったと思う。処分はあくまで、事実でないことが多く含まれる文書で、県として認識していた」と処分が適切だったと改めて証言していました。 また、県立考古博物館に出張した際、出入口の20メートルほど手前で公用車から降ろされ歩かされて、職員らを叱責したとされる疑惑についても質問がありました。 斎藤知事は、「(待っていた)2人の職員のところまで行くと思ったのに、車が止まったので、車止めを外すことを失念していたのではないかと。動線を確保できてなかったんではと思った。」と話し、「歩かされたことに怒ったのではなく、円滑な車の侵入を確保していなかったことへの注意だ。」などと証言していました。