《ブラジル》山形県慶祝団の歓迎昼食会 パルミタル日本人会と県人会支部
ブラジル山形県人会ロンドリーナ支部とアサイ市パルミタル日本人会が共催し、「山形県慶祝団歓迎昼食会」を10月28日午後2時から同日本人会の会館で開催した。同会は、北パラナのアサイ市パルミタル地区で来年90周年を迎える歴史ある日本人会の一つだ。 当日は、翌日の山形県人会70周年式典出席のためブラジル訪問した吉村県知事、森田県議会議長、山本天童市市長、山形県農業協同組合中央会の安孫子副会長理事はじめ慶祝団一行が参加。サンパウロ市から訪れた県人会会員、同日本人会の会員とその親族、近隣在住の県人会員、アサイ市のミシェル・アンジェロ・ボンテンポ市長(Michel Angelo Bomtempo)、元アサイ市長、元副市長、元市議会議員を歴任した福田美法(ふくだ・よしのり)さんなど100人以上が参加する盛大な昼食会となった。
挨拶に立った同日本人会の小山晃会長(二世)(こやまあきら)は、「はるばる遠い日本から当会館にお越しいただき誠にありがとうございます。パルミタル日本人会は来年90周年を迎えますが、県知事が来られるのは初めて。心から感謝申し上げます」と感謝の言葉を述べた。 吉村知事は、「このような温かい食事会を用意していただき本当にありがとうございます。先人の苦労と辛抱強さ、真面目さがブラジルでの信用の基盤を作られたことは山形県および日本にとって誇りです」と述べた。 山形県、議会から同日本人会への記念品の贈呈が行われ、記念品贈呈の後は当日朝4時からじっくりと焼かれた豚の丸焼きや日本食、同日本人会会員の農場で採れたみかんのしぼりたて生ジュースなどに舌鼓を打ち、親睦を深めた。