フィギュア界が注目! 日本男子の強力ライバルを直撃
フィギュアスケート男子は日本勢が世界をリードするなか、強力なライバルがこの夏、アイスショーで来日しました。世界が注目する2人に「news every.」が迫りました。
マリニン選手は史上初めて試合で超大技の4回転アクセル(4回転半ジャンプ)に成功。今年3月、宇野昌磨選手が優勝した世界選手権では銅メダルを獲得しました。一方、世界選手権2位に入ったのは、韓国のエース、チャ ジュンファン選手(21)。高い技術力と表現力に定評があります。
注目の2人がこの夏、アイスショー「ドリーム・オン・アイス」で来日。その素顔をnews every.が直撃しました。
■異次元! 4回転アクセル
今月初め、横浜で行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」。本番前にマリニン選手はあの超大技・4回転アクセルを練習していました。しかもイーグルと呼ばれる技からつなげ、さらに難易度を上げています。 マリニン選手に4回転アクセルに挑戦したきっかけを聞いてみました。 マリニン選手 「練習を始めたのは、(羽生)結弦(さん)が北京五輪で挑戦したのを見たからです。本当に素晴らしい挑戦でした。自分もやってみたいという気持ちになりました」 挑戦のきっかけは、スケート界のレジェンド・羽生結弦さん。マリニン選手が最も影響を受けたスケーターの一人だといいます。子供の頃、羽生さんの衣装をまねたこともあったとか。 マリニン選手 「子供の頃は本当に本当に大の羽生ファンだったんです。いまでも(羽生さんをまねた)衣装を持っています。時々、その衣装を見て当時を思い出しています」
そんなマリニン選手は今回、ドリーム・オン・アイスで、新しいショートプログラムを披露。新たな挑戦に臨みました。これまで、フリーだけに入れていた超大技・4回転アクセルを、ショートにも入れることにしたのです。失敗は許されないショートで4回転アクセルを組み込む、異次元の構成。今回が、初めての挑戦は転倒しましたが、手応えをつかんだといいます。史上初の挑戦で会場を沸かせました。 マリニン選手 「ショートプログラムに4回転アクセルを入れるので、確率を上げるために集中が必要です。今日初めて挑戦しました。もっと練習すればより簡単に出来るようになると思います」