鞍上の思いの強さも感じる一頭 細江純子が阪神大賞典で注目した馬とは？
【細江純子=コラム『ホソジュンの幸せ馬房』】 ◆幸せな誕生日週に 今週火曜日で49歳を迎えました。 【写真】テーオーロイヤルのこれまでの軌跡 本当に沢山の方からXやLINEのメッセージが届くと共に、サプライズの誕生日会をして頂くなど、今までにないほど華やかな誕生日となりました。 また10歳になる息子が、1人で花屋さんに行き、私の帰宅にあわせて生花とブリザードを購入してプレゼントしてくれたのです。 プレゼントもそうですが、私の「ただいま～」の声と共に、花と紙袋を持ってリビングから廊下を走ってくる息子の姿が一生の宝物に。歳を重ねてからの誕生日は、若い頃とはまた違う味わいを頂け、感謝です。 さて先週のフィリーズレビューは、注目のコラソンビートが2着。そして内目の枠ならと狙ったセシリエプラージュが3着に入り、馬券的に嬉しい結果となりました。 しかもフジテレビ「みんなのKEIBA」において井崎先生が、勝ち馬であるエトヴプレを本命に挙げ、二人揃って今年の馬券収支がプラスになるという嬉しい結果に。 さぁ今週も馬券ゲットとなりたいものです。 天皇賞(春)に向けての戦いとなる阪神大賞典ですが、本命はテーオーロイヤルにします。 この馬に関しては、4歳での天皇賞(春)3着時の走りが忘れられず、あの時点から好きな馬に。その後、トモの骨折もあり中々いい頃に戻ってこず心配をしていましたが、前走では勝利もさることながら、最後のゴール前でサリエラがもうひと伸びした際にみせた反応に、この馬の良さである気迫が戻ってきていると感じるものでした。 またこの中間ですが、「輸送競馬でダイヤモンドを走った後の中3週なので、立ち上げは少しユックリにしたのですが、元気がありすぎて、これならもう少し早く乗り出せばよかったと思うぐらいの様子」と、大林助手。 もともと線の細い印象を受けていましたが、首まわりの筋肉量がアップすると共に、競馬前の走る馬の雰囲気である、神経が研ぎ澄まされたキリリとした表情。 そしてこの中間も菱田騎手が調教に跨り、コンタクトをとっているとのこと。菱田騎手の、この馬にかける思いの強さを感じますし、前走のダイヤモンドSでも完璧な騎乗振り。ここは天皇賞(春)が待ち遠しくなるような走りを人馬共に期待します。 それでは皆さん、日曜午後3時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。 ホソジュンでしたぁ。 (文=細江純子)
