メッセ黒田 松本構想のダウンタウンチャンネルに危機感 テレビ業界の“黒船”になる可能性指摘
漫才コンビ「メッセンジャー」の黒田有(54)が26日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金後1・50)に出演し、ダウンタウン松本人志(61)が来春の立ち上げを検討している自身のダウンタウンチャンネルについて危機感をにじませた。 25日にアップされたネット記事のインタビューで、松本はテレビなどへの出演が現状難しいことが予想されることから「ダウンタウンを見るならここ、という独自の基地局を作る」と発言。テレビ中心だった自身の芸能活動とは一線を画す形での再出発の意向を示した。 これについて黒田は「テレビにはいろんな規制がかかってくるわけですけど、より気楽にやれるチャンネルを立ち上げるということならば、ダウンタウンさんを目指してきた若手らが、将来的にそっちにグッと流れてしまうんじゃないかな」と、お笑い文化に大きな変革が起こる可能性を指摘。また「今後テレビというものに魅力を感じない若者が増えてくる可能性も出てくる」と、テレビ離れがさらに加速する要因になり得ることも心配した。 一方で松本はインタビューで「反テレビではない」と明言。対立するつもりはないことを語っていたが、黒田は「よりやりやすく、より表現がしやすいとなると、こっちにみんなが行ってしまう怖さはあるなということです」と、松本の意向とは別の流れが醸成される可能性も指摘した。