コウノトリ3羽誕生 島根・雲南で7年連続
島根県雲南市で国の特別天然記念物コウノトリの卵がふ化し、3羽が誕生した。3羽は「ピーピー」と元気に鳴き、親鳥に餌をもらう様子が確認されている。市でのふ化は2017年以降7年連続。6月下旬の巣立ちを予定している。市教育委員会が12日までに発表した。 市教委によると、3羽は4月中旬に誕生したとみられる。担当者は「誕生してくれてありがたい。巣立つまでできることをやっていきたい」と話した。 父鳥は福井県、母鳥は兵庫県生まれ。例年、市立西小に設置された塔に飛来し、営巣する。