【MLB】 2025年の殿堂入り投票候補者が発表 イチローとサバシアが初登場 ワグナーが最終年
日本時間11月19日、MLBでは2025年の全米記者協会の殿堂入り投票の候補者が発表された。今年から新たにイチローやC・C・サバシアが被投票権を得ることになる。 今年から新たに殿堂入り投票の候補者となるのは14人。イチロー(マリナーズなど)、C・C・サバシア(ヤンキースなど)、ダスティン・ペドロイア(レッドソックス)、フェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)、カルロス・ゴンザレス(ロッキーズなど)、カーティス・グランダーソン(ヤンキースなど)、アダム・ジョーンズ(オリオールズなど)、イアン・キンズラー(レンジャーズなど)、ラッセル・マーティン(ブルージェイズなど)、ブライアン・マッキャン(ブレーブスなど)、ハンリー・ラミレス(マーリンズなど)、フェルナンド・ロドニー(レイズなど)、トロイ・トゥロウィツキ(ロッキーズなど)、ベン・ゾブリスト(レイズ)が初めて殿堂入り投票に登場する。 この内、イチローとサバシアは初年度から、75%以上の投票を得て殿堂入りすることが確実。特にイチローの場合、史上2人目の満票での殿堂入りに期待が寄せられている。 今年から登場する面々以外で注目されているのが、10年目のラストイヤーを迎えるビリー・ワグナーだ。アストロズなどで通算422セーブを挙げたワグナーは、昨年の投票では73.8%と惜しくも選出を逃した。ラストイヤーの今年は殿堂入りの可能性が高そうだ。 さらには、昨年得票率61.6%だったアンドリュー・ジョーンズ(ブレーブスなど)や、得票率57.1%だったカルロス・ベルトラン(メッツなど)が票を伸ばすかどうかも注目。現役時代にPED疑惑が取り沙汰されたアレックス・ロドリゲス(ヤンキースなど)とマニー・ラミレス(レッドソックスなど)は、昨年3割台に留まった得票率が大きく伸びることはなさそうだ。