ノーマン・リーダス、好物だった「ビアードパパ」忘れる 「おいしいんですか?」
■「ビアードパパ」に「何?」
ノーマン:『DEATH STRANDING』に関しては、ギレルモ・デル・トロから「小島秀夫という男がいる。電話をかけてくるだろうから、イヤなヤツにならずに『イエス』と答えてくれ」と電話が来ました。サンディエゴで実際に秀夫に会って、iPadでプロジェクトを見せてくれた。「この人は天才だ」と思った。あのスケールのゲームの撮影をするのも新鮮でした。彼は本当に素晴らしい人です。 映画とテレビドラマでは、キャラクターに対する見方が大きく違うと思っています。映画は1時間半ほどキャラクターを見続けて、ある程度時間が経つと考えることから離れると思うんですけど、テレビドラマの場合は、視聴者が毎週ソファに座って、キャラクターが成熟していく過程をリアルタイムで見ることができるので、視聴者とキャラクター、製作者の絆が生まれてくる。どの仕事もそれぞれで異なり、満足しています。 ――以前来日した際に「ビアードパパ」が好きだと言っていました。あの映像は切り取られてミーム化するほど人気だったのですが、今回の来日で楽しみにしている食べ物はありますか? ノーマン:何? 分からないな…。僕が好きと言っていましたか!? その動画を見せてくれますか? おいしいんですか? ――シュークリームなんですけど、覚えていませんか…? ノーマン:(動画を見ながら)僕だ! 大阪に行ったらみんなこれをくれるのかな。最高ですね。 ――(笑)。さて日本では4月に新生活が始まるのですが、5月はその疲れがドッと出てくる時期でもあります。ノーマンさんからファンの皆さんに元気が出る方法を最後に教えてください。 ノーマン:音楽を大音量で聞くことかな。音楽を聞きながらシャワーで歌うんです。あと子ネコも好きです。疲れを乗り越えるためには、イヤホンを着けて音楽を大音量で流し、子ネコをなでましょう。 (取材・文:阿部桜子 写真:クランクイン!編集部) ドラマ『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン1はU-NEXTで独占配信中。