古豪ヒシイグアスが競走馬登録抹消、重賞3勝を挙げた中山競馬場で乗馬に
中山で重賞3勝を挙げたヒシイグアス(牡8、堀)が16日付で競走馬登録を抹消された。 ハーツクライ産駒で18年11月に東京芝1800メートルの新馬戦でデビュー。鞍上ムーア騎手で2着だった。2、3戦目を連勝したが、クラシック出走はかなわず、古馬になって本格化。5歳初戦の21年日刊スポーツ賞中山金杯で重賞初制覇を飾ると、続く中山記念も連勝。その年の秋は天皇賞・秋5着、香港カップ2着とG1でも好走した。6歳時は大阪杯4着、宝塚記念2着の2走のみ。休養明け、7歳初戦の中山記念で3つ目の重賞タイトルを手にしている。その後は勝ち星がなく、今年4月の香港クイーンエリザベス2世カップ5着がラストランとなった。 今後は重賞3勝を挙げた中山競馬場で乗馬となる予定。通算成績は22戦7勝(うち海外3戦0勝)。総獲得賞金は5億5384万3900万円(うち海外1億7545万3900円)。