楽天 今季最大4点差逆転勝ちで2カードぶりの勝ち越し 今江監督「島内が打ったのは大きい」
「ロッテ6-8楽天」(29日、ZOZOマリンスタジアム) 楽天は打線が今季最大4点差をひっくり返しての逆転勝ちで、2カードぶりの勝ち越し。今江監督は「打線が粘り強く、特に島内が打ったのはチームにとっても大きい。その中で勝ち切れたのはよかった」と振り返った。 【写真】ZOZOマリンで遺恨勃発? 死球に楽天・浅村が震えあがるレベルの鬼の形相 不振にあえいだ男がこの日も仕事をした。4点を追う三回、島内宏明外野手(34)が適時打で反撃ののろしを上げると、1点差で迎えた六回1死満塁では2点適時二塁打を放ち、試合をひっくり返した。カード初戦でも決勝打を放つなど、3試合で5打点と大暴れ。「まだまだ貢献できていないんで、もう打たなくいいって言われるくらい打ちたい」と鼻息を荒くした。 打線の奮起もあり、5回4失点だった荘司にも今季初白星がついた。指揮官は「こういう試合は正直苦しいけど、なんとか勝ち越せてよかった」とチーム一丸での勝利をたたえた。