大病院の診察料はなぜ高い? 同じ病院でも診察料が違うことはあるの?
同じ病院でも診察料が違うことがある?
同じ病院であっても、診療時間により診察料が高くなる場合があります。夜間・早朝等加算は、特定の時間帯に診察を受けた場合に加算される料金です。平日の夕方18時以降や土曜の午後12時以降に受診すると、この加算が適用され、診察料が高くなります。 この制度は、働く人々が日中の診療時間に受診できない場合でも、医療機関が提供するサービスを受けられるようにするために設けられています。 また、お薬手帳の有無によっても料金が変わります。というも、診察料の内訳に薬剤服用歴管理指導料という項目があるからです。 具体的には、お薬手帳を持参することで、薬局での説明や指導にかかる費用が削減されます。既存のお薬手帳を提示することで、過去6ヶ月以内に同じ薬局を利用している場合、薬剤服用歴管理指導料が低くなり、薬局での支払いも軽減されるのです。
診察費用を抑えるには医療サービスの仕組みの理解が重要
病院の規模によって診察料に差があるのは「医療機関の機能分化」を推進させるためです。また、多くの人に医療サービスが利用できる時間を延長するために、診察時間によっては追加料金が請求されるため、診察料が高くなることがあります。 診察費用を抑えるためには、このような違いを十分に理解して、自分に必要な医療サービスの質とタイミングを考えて病院に行くよう心がけましょう。 出典 政府広報オンライン 紹介状なしで大病院を受診すると特別の料金がかかります。診療所や病院を適切に使い分けましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部