角田裕毅、気になる来季チームは「50‐50だと思う」と言及。RBや他陣営でも「やることは同じ」と意気込みも
12月15日にHondaウエルカムプラザ青山(東京都港区)で行なわれた『Honda Racing 2024 SEASON FINALE』で、F1チームRBの角田裕毅がトークイベント『Yuki Unplugged~角田裕毅のプライベートに迫る~』に登場した。 【画像】「Honda Racing 2024 Season Finale」のトークショーに登場して駆け付けたファンを魅了した角田裕毅を特集! 今年6月にレッドブル陣営との契約延長が発表された角田。「一番はレッドブルの中で続けていくのがメイン」としつつも、レッドブル陣営以外の複数チームとも交渉していたと明かし、「ドライバーとして、レッドブルに全てを委ねる訳じゃなくてオプションとして(移籍の選択肢を)持っておくのも必要なので、いろいろな交渉をしながらも、結局レッドブルが来年も乗ってほしいということだった」と契約延長の裏側を改めて説明した。 来シーズンへ向けてのコメントを求められると、「どっちに乗っても頑張ります」と切り出した角田は「正直、僕も本当に分からないです。50‐50だと思ってますし、もちろんレッドブルに乗れたら一番うれしいですけど」と話し、現時点では何も知らされていないことを強調した。 一方で他陣営への移籍交渉を進めていたことからも分かる通り、昇格が全てではないという姿勢は続くコメントからもにじみ出ていた。「どのチームに行ってもやることは同じ。チームはレッドブルだけじゃないので、もしかしたらビザキャッシュアップも開発で(レッドブルを)上回るかも分からない。レッドブルでなくちゃいけない訳ではない。本当にどうなるか分からないですけど、ポイントをいっぱい取って活躍できたらなと思います」と率直な気持ちを語った。 取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
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