内田篤人氏、ドレス姿の吉岡里帆をエスコートも「妻にはデレデレするなと…。あんまり見ておりません」
俳優の吉岡里帆と元サッカー日本代表の内田篤人氏が、10月3日に都内で開催された「第22回ベストフォーマリスト授賞式」に登場。それぞれフォーマルなドレス、タキシード衣装で受賞の喜びなどを語った。 【写真】後ろ姿もラグジュアリーなドレス姿の吉岡里帆とやや緊張気味の内田篤人氏 ■22回目を迎える「ベストフォーマリスト」 同賞は、より豊かで充実したフォーマルシーンの普及を目的に、日本フォーマル協会(JAFA)が各界の著名人の中から「高い品格と将来性、話題性」があり、「フォーマルウェアを素敵に着こなせる」男女各1人を選出し「ベストフォーマリスト」として表彰するもの。2000年に開催された第1回は男性部門が高橋克典、女性部門が水野真紀が受賞しており、今回で22回目を迎える。 内田氏のエスコートによってエレガントなドレス姿で登壇し、そのまま2人で会場を歩いた吉岡は、受賞について「本当に光栄です」とした上で、「こうした華やかな場所でスピーチをさせていただいたりですとか、ヘアメイク、スタイリングなどでドレスをまとわせていただく機会は多いんですけど、やはりフォーマル協会の皆様に見られていると思うと背筋が伸びる思いですよね。こういう会場でしか感じられないような凛とした気持ちで今日もドレスを着せていただいています」と、この日のために用意されたドレスを身にまとった心境を語った。 レディースフォーマルメーカーの株式会社東京ソワールが手掛けたドレスのお気に入りポイントについては「冬生まれなので、凛とした気持ちになる冬が好きなんですけど、(衣装が)これからやってくる冬の雪の結晶のような感じがしていて、季節感をまとうという意味でもちょっと先取りな気がしてとても気に入っています」と明かした。 ■吉岡、ドレス姿で意識していることは「こけないこと」 また、こういった授賞式などの場でドレスを着るときに気を付けていることを聞かれた吉岡は「一番気を付けていることは“こけないこと”ですね」と答えて会場を笑わせ、「基本中の基本なんですけど、やっぱり緊張感がありますので、皆さんも真剣なまなざしで見ていただいている中でこけたりすると、空気がガシャガシャガシャって変わってしまうので。とにかく真っすぐ、落ち着いて、『今日の私は大丈夫!』って(言い聞かせて)、落ち着いて歩く、落ち着いた振る舞いをすることを気を付けています」と、意識していることを伝えた。 一方、ファッションテーラーのパイオニア・麻布テーラーのオーダータキシードを着用した内田氏は「僕はずっとユニフォームとジャージで過ごしてきましたので、なかなかこういう賞を頂ける機会もないですし、こうやってピシッとしたものを着るとどうしても緊張感も出ます」と打ち明けつつ、「今日妻にはデレデレするなと。『吉岡さんが隣にいるけど、しっかりエスコートしてきなさい』ということですので、あんまり(吉岡のほうを)見ておりません」と、ちゃめっ気たっぷりに今の心境を。 そのエスコートの出来栄えについては「サッカー選手ってエスコートキッズがいるじゃないですか。試合に入るとき、子どもと手をつないで入ってくるのとは全然緊張感が違いまして…。まずは僕がこけないようにしっかりどう歩いたらいいか。(歩く)ペースが速過ぎましたかね?」と心配しつつ、「吉岡さんがしっかり皆さんに見ていただけるよう努めた感じです」と、大役を務めた感想を語った。 さらに、お互いの衣装についての印象も。吉岡は「すてきですね。男性のタキシードをまじまじと見られる機会がそんなにないので。生地が高級感ありますよね。艶があるというか、襟元の部分がちょっと立ち上がっている感じがエレガントですてきだなって思います」と絶賛すれば、内田氏も「素晴らしいですね!きれいです。ご自身でいろいろチョイスされたというお話も聞きましたけど、自分に似合うものを選べるというのも客観視できていて流石だなと思いますし、誰もが着られるものでもないですし、隣にいさせてもらえてうれしいです。ありがとうございます」と、しっかり吉岡の衣装を見た上で称賛していた。 ◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)