青森テレビ

天候不良により、サクランボの実が割れる被害が多くでたことなどから、青森県南部町は観光農園のさくらんぼ狩りの期間を当初よりも8日間短縮し、7月7日までとすると発表しました。 【写真を見る】「裂果」が生じたサクランボ 南部町の観光農園では、6月上旬の低温や多湿で実が割れる「裂果」が生じたうえ、その後も気温が高い状況が続き、生育の進行が異常に早まっていました。 こうした状況を受けて、南部町名川観光さくらんぼ園振興会では7月15日まで行うことにしていた「さくらんぼ狩り」を当初の日程よりも8日間短縮し、7月7日の日曜日をもって終了すると発表しました。 ただ、7日のあとも振興会としてではなく、独自に開園する農園もあるということで、観光案内所に問い合わせをしてほしいとしています。 担当者は「農家にとって大きなダメージで、来シーズンはさくらんぼ狩りの開始を早めることも検討したい」としています。 南部町の振興会のさくらんぼ狩りは、2年前も開催期間を当初の予定より短縮して終了しています。